「ウォーターサーバーは便利だけど、水をサーバーの上に設置するのが大変なんだよね」

ウォーターサーバーは、水のボトルが空になると新しい水のボトルをサーバーに設置(セット)する必要があります。

ほとんどのウォーターサーバーでは、サーバーの上部に水を設置する「上置きタイプ」となっていますので、通常12リットルの水のボトルを「よいしょ」と持ち上げる必要が出てくるのですね。

実はこの水のボトルを持ち上げる水の取り換え作業が、女性にとってはなかなか大変なものとなってしまっています。

多くの家庭ではこの水の取り換え作業が、旦那さんなど男性の仕事となっているのですが、男性の本音としては「面倒くさいな~」というのが本当のところのようです。

せっかく便利なウォーターサーバーを利用するのに、面倒くさいことをするのはできるだけ避けたいところですよね。

そこで最近では、水を下に設置して足元でボトル交換ができる「下置きタイプのウォーターサーバー」が人気となってきているようです。

この「下置きタイプのウォーターサーバー」とはどのようなものなのでしょうか。具体的に見ていきましょう。

下置きタイプのウォーターサーバーとは?

一般のウォーターサーバーは、サーバー本体の上部に水を設置する上置きタイプがほとんどです。

よくお店などで見かけるウォーターサーバーを想像してもらえばわかると思いますが、サーバー本体の一番上に水のボトルがセットされていますよね。

なぜサーバーの上部に水を設置するウォーターサーバーがほとんどなのかというと、上に設置すると重力で自然にサーバー内に水が流れていきます。

この重力を利用するために、上に設置するのですね。

これに対してサーバー本体の下に水を設置する「下置きタイプ」のウォーターサーバーは、当然のことですが重力でサーバー内部に水を流すことができないので、電気を使って水を汲み上げてサーバー内部に水を送ります。

考えれば単純なことなのですが、ウォーターサーバーの水は上部に設置するという常識を覆した画期的なアイディアで「下置きタイプのウォーターサーバー」はできています。

下置きタイプのウォーターサーバーのメリットは?

それでは、「下置きタイプのウォーターサーバー」のメリットとはどのようなものがあるでしょうか?

水の設置が楽である

その大きなメリットが「水の設置が楽である。」というものですよね。

ウォーターサーバーで使用される一般的なボトルは12リットルとなっています。

12リットルをサーバー本体の上部に設置する場合、地面から1メートル以上は持ち上げなければなりません。

これは正直なところ力の弱い女性の方や高齢者には、なかなかきつい作業となってしまいます。

家庭に力のある旦那さんなどの男性がいればいいのですが、女性自身で水の交換作業をしなければいけない場合や、高齢者夫婦の場合などは腰を痛めてしまう可能性もありますよね。

そのような家庭でウォーターサーバーを利用するなら、この「下置きタイプのウォーターサーバー」を選ぶといいのではないでしょうか。

また「下置きタイプのウォーターサーバー」」でなくとも、6リットルや8リットルとの軽い水のボトルを利用するタイプのウォーターサーバーのメーカーもありますので、それらも選択肢に入れてもいいかもしれませんね。

サーバーに安定感が出る

ウォーターサーバーはの高さは、水を設置した状態で通常120センチ~140センチぐらいになると思います。

「下置きタイプのウォーターサーバー」は、水を下に設置するのでサーバー本体の安定感が増します。

ウォーターサーバーを利用する際には、転倒防止のチェーンをしてもらいたいですが、安定感があるに越したことはないと思います。

このように地震が起こっても転倒しにくいというのもメリットの一つになるでしょうね。

下置きタイプのウォーターサーバーのデメリットは?

それでは反対に、「下置きタイプのウォーターサーバー」のデメリットはどのようなところがあるでしょうか。

デザイン性

現在のところ「下置きタイプのウォーターサーバー」として利用されているのは、コスモウォーターの「らく楽スタイルウォーターサーバー」のみとなっています。

ですので「下置きタイプ」を利用するならコスモウォーターの「らく楽スタイルウォーターサーバー」を利用するということになります。

もちろんこの「らく楽サーバー」のデザインが悪いというわけではないのですが、グッドデザイン賞を受賞したフレシャスのウォーターサーバー「デュオ」のほうがデザイン性は高くオシャレだと思います。

このフレシャス「デュオ」と比較すると、デザイン性はデメリットといえるのかもしれませんね。

フレシャスは上部に水を設置するタイプなのですが、水のボトルが7リットルと軽めに作られているので、女性や高齢者でも水の設置がそれほど大変ではありません。

もしデザイン性を重視するのなら、フレシャスの「デュオ」を選ぶという選択肢もありそうです。

音がする

「下置きタイプのウォーターサーバー」は、重力を使えないので電気の力で水をサーバー内部に汲み上げます。

ですのでこの水をサーバー内部に汲み上げるときの音がしてしまいます。

キッチンなどにウォーターサーバーを置く場合はそれほど問題がないと思いますが、もし寝室に置こうと考えている場合、この音が結構気になってしまうかもしれません。

その場合、この水を汲み上げる音についてもデメリットといえるのではないでしょうか。

まとめ

「下置きタイプのウォーターサーバー」は、現在のところコスモウォーターの「らく楽スタイルウォーターサーバー」のみとなっています。

この下置きタイプの「らく楽スタイルウォーターサーバー」のメリットとしては、「水の設置が非常に簡単で楽である」という点が挙げられます。

ウォーターサーバーは便利なものですが、水の設置は非常に面倒くさく、力がいる作業となってしまいます。

女性や高齢者では腰を痛めてしまう可能性もありますよね。

「下置きタイプのウォーターサーバー」は、サーバー本体の下に水を設置する「足元ボトル交換」が可能となっているので、面倒な力作業をする必要がありません。

ただデメリットとして、グッドデザイン賞を受賞したフレシャスの「デュオ」と比較するとデザイン性に劣るという面もあります。

フレシャスの「デュオ」では、7リットルの水のパックを使用するので、力の弱い女性や高齢者でも水の交換がそれほど難しくないのもうれしいですよね。

ですので、デザイン性をそれほど気にしない方はコスモウォーターの「らく楽スタイルウォーターサーバー」、デザイン性を重視する方はフレシャスの「デュオ」という選び方をするといいのではないでしょうか。