「一人暮らしだけどウォーターサーバーに興味がある」

「ワンルームマンションに引っ越したけど、ウォーターサーバーは邪魔にならないのかな?」

ウォーターサーバーといえば、店舗などでよく見かけるので一人暮らしで利用するものではないとイメージしている方も多いのではないでしょうか。

しかし最近は水を飲むことは健康にいいとよく言われているので、一人暮らしの方でもウォーターサーバーを利用したいと考える方が増えてきているようです。

また新たに一人暮らしの新生活を始める方で、それまで家族とウォーターサーバーを利用しており、便利だったので一人暮らしになっても利用したいと考える方もいるようです。

それでは一人暮らしのウォーターサーバー選びのポイントはどのようなものがあるのでしょうか?

ポイント1 邪魔にならないウォーターサーバーを選ぶ

まず考えるのが、ウォーターサーバーの設置場所ですよね。

一人暮らしを始める場合、ワンルームマンションに引っ越すことも多いでしょう。またワンルームでなくともそれほど部屋数は多くはないのではないでしょうか。

確かにロングタイプの通常のウォーターサーバーは、結構大きいです。

ワンルームマンションに設置すると、ちょっと圧迫感が出てくるかもしれません。

それではどうすればいいでしょうか?

卓上型のウォーターサーバーを選ぶ

ウォーターサーバーには大きめのロングタイプだけではなく、もう少し小さい卓上型のタイプもあります。

この卓上型のコンパクトなウォーターサーバーなら、設置場所も気にする必要がなく圧迫感もないので、それほど邪魔になるというわけではないようです。

実際に一人暮らしの方には、卓上型ウォーターサーバーがよく利用されています。

さらに最近はコーヒーメーカーかと思うほど小さなウォーターサーバーも登場しているので、部屋のデザインにあったサーバーを選ぶ方も増えてきています。

このように部屋の大きさに合わせてコンパクトなウォーターサーバーを選べば邪魔になるということはなさそうですね。

ワンウェイタイプのウォーターサーバーを選ぶ

実はワンルームマンションでウォーターサーバーを利用した時にもう一つ困るのが、カラのボトルの置き場所です。

カラボトルは、再利用されるので業者が引き取りに来るのですが、引き渡すまで部屋のどこかに置いておく必要があります。

このカラボトルは意外と大きいので、ボトルが何個もたまってしまうと置き場所に困り邪魔になってしまうことがあるのです。

しかし最近はカラのボトルに悩まされる必要のない、ワンウェイタイプのウォーターサーバーがたくさんあります。

ワンウェイタイプとは、多くの場合でよく見かける固い素材のボトルではなく、柔らかい素材のパックに水が入っており、1回限りの使い捨てパックなので利用後は資源ごみとして捨ててしまうことができます。

水をすべて使い終わった後に捨ててしまえばいいだけなので、カラのボトルのように置き場所に困るということがなくなりました。

このようにパックを捨てるだけの非常に楽なシステムなので、一人暮らしのウォーターサーバーにはワンウェイタイプを選ぶことがおすすめです。

ポイント2 水のノルマはあるのかないのか?

1日にどれくらい水を使うのか?

家族でウォーターサーバーを利用している場合、家族全員が利用するので水をサーバーにセットしてもすぐになくなってしまうイメージがあると思います。

お父さんやお母さんが一生懸命に水をサーバーにセットしている様子をよく見かけたことだと思います(笑)。

4人家族の世帯だと、1週間ほどで12リットル入りのボトルを使い切るぐらいが平均的な使用量でしょうか。

メーカーの調査によると、コーヒーやお茶など飲料水のみにウォーターサーバーを利用する場合、1人当たり1日に500ml程度が平均的な水の使用量となっているようです。

朝・晩250mlずつ飲む計算ですが、まあ平均して500mlぐらいは利用するでしょうね。これを1か月当たりに換算すると、15リットル(30日)の使用量ということになります。

1日2回しかウォーターサーバーの水を飲まない方は少数派だと思いますし、ご飯を炊いたり料理などにも水を使うことが多いので、実際は12リットル入りのボトルを月に2本程度使用する一人暮らしの方が多くなっているようです。

水のノルマはどれくらいなのか?

ウォーターサーバーを利用する際に注意しなければならないのが、ノルマ(最低注文本数)です。

多くのウォーターサーバーのメーカーでは、12リットル入りのボトル(パック)の場合、月に2本(合計24リットル)がノルマ(最低注文本数)として設定されています。

このノルマ(最低注文本数)を設定しているメーカーと設定していないメーカーがあるのですが、月に12リットルを2本(合計24リットル)なら1日平均800ml(コップ3杯分)を利用する計算となります。

コップ3杯分なら普通に消費してしまう水の量なので、あまりノルマを気にする必要はないのかもしれませんね。

またノルマ(最低注文本数)の設定していないメーカーや、ノルマがあっても1か月注文をお休みできる「フレシャス」のようなメーカーもありますので、心配な方はこのようなメーカーを選んでもいいのではないでしょうか。

ポイント3 水の賞味期限はどれくらいなのか?

ウォーターサーバーの水にも賞味期限が設定されています。

各メーカーによっても違いがあるのですが、多くは開封前6か月~1年間、開封後2週間~1か月ほどの設定期間となっています。

開封前は問題にならないのですが、開封後はできれば2週間程度で飲み切ったほうがいいと思います。

最近は無菌エアパックのワンウェイタイプやクリーンエアシステムなどで、雑菌が水の中に入らない工夫がいろいろと考えられているのですが、特に夏場などは2週間程度で飲み切ったほうがいいのではないでしょうか。

月に2本飲むペースだとちょうど2週間程度で水を飲み切ることができるので、普通に1日に800mlほど飲むペースで水を使うなら、衛生的にも問題はないと思われます。

ただもう少し飲むペースがゆっくりだという方は、7リットルや8リットルといった水のボトル(パック)が小さめのタイプを使用するウォーターサーバーのメーカーもありますので、小さいミニボトル(ミニパック)を選ぶといいのではないかと思います。

7リットル・8リットル程度の小さいミニボトル(ミニパック)は、水の交換も非常に楽ですので、女性の一人暮らしの方には優しい商品となっているのもいいですね。

まとめ

ポイント1 邪魔にならないコンパクトなウォーターサーバーを選ぶ

一人暮らしのワンルームマンションなどでは、ロングタイプのウォーターサーバーよりも卓上型のコンパクトなウォーターサーバーを選ぶ方が多いようです。

飲んだ後のカラのボトルは置き場所に困ります。ですので1回限り使い捨てのボトル(パック)を利用するワンウェイタイプのウォーターサーバーもよく利用されています。

ポイント2 水のノルマでウォーターサーバーを選ぶ

水のノルマ(最低注文本数)が設定されているメーカーも多いです。月2本(12×2=24リットル)は普通に利用していたら使ってしまう水の量なので、あまり気にする必要はないのかもしれません。

またノルマのないメーカーや1か月お休みできる「フレシャス」のようなメーカーもあります。

ポイント3 水の賞味期限に注意してウォーターサーバーを選ぶ

開封後は2週間程度で飲み切ってしまうことをお勧めします。7リットルなどのミニボトル(パック)を使用しているメーカーもありますので、水を飲む量で自分に合ったメーカーを選ぶのもいいのではないでしょうか。