「ウォーターサーバーは便利だけど衛生面は大丈夫なの?」
このような不安があるためウォーターサーバーをレンタルすることに躊躇してしまっている家庭は多いようです。
確かにお子さんがいる家庭では、衛生面が気になりますよね。
ウォーターサーバーの衛生面は大丈夫なのでしょうか?調べてみました。
ワンウェイタイプは使い捨てボトル(パック)を利用
ウォーターサーバーには、ワンウェイタイプとリターナブルタイプの2種類のボトル(パック)交換方式があります。
ワンウェイタイプ | ボトル(パック)は1回限りの使い捨て方式 |
リターナブルタイプ | ボトル(パック)はリサイクルされる交換方式 |
ウォーターサーバーが家庭に普及し始めた当時は、リサイクルされるリターナブルタイプが主流だったのですが、ここ最近は使い捨てパックを使用するワンウェイタイプのウォーターサーバーが増えてきました。
これはやはり衛生面を重視する家庭が増えてきたということなのではないでしょうか。
もちろんリターナブルタイプでリサイクルされたボトルもきちんと洗浄されているので問題はないといえるのですが、やはり1回限りの使い捨てボトル(パック)のほうが衛生面で安心感がありますよね。
ですので衛生面を考慮してウォーターサーバーを選ぶ家庭では、多くの場合ワンウェイタイプのウォーターサーバーが選ばれているようです。
その他にもワンウェイタイプが選ばれる理由はあるのでしょうか?
ワンウェイタイプは空気が水の中に入らない仕組み
またワンウェイタイプが選ばれる理由の一つとして、ボトル(パック)の水の中に空気が入らない仕組みになっているということが挙げられます。
ワンウェイタイプ | 水を吸い出す仕組み(エアーレスタイプ)が多く、水の中に空気が入らないので衛生的 |
リターナブルタイプ | 給水をする際に空気がボトル内にボコボコと入ってしまうので衛生面で不安な点がある |
ワンウェイタイプのウォーターサーバーは、硬いポリカーボネート製のボトルではなく、柔らかい軟質PET素材やポリエチレン製のパックとなっています。
柔らかい素材なので、パック自体の圧力により水を使った分だけ収縮するため、水の中に空気が入らない仕組みとなっています。
空気が入らないということは、雑菌がパックの中に入る要素がないので衛生的ということになりますね。
一方リターナブルタイプのウォーターサーバーは、水が減るにつれてボトルの中に空気が入るので、どうしても雑菌が入ってしまう可能性が高くなってしまいます。
もちろんクリーンエアシステムといった、ボトル中に入る空気自体の雑菌を除去するシステムを備えたサーバーもありますので、衛生面で安全でないというわけではありません。
ワンウェイタイプのメリット・デメリット比較
ワンウェイタイプのメリット・デメリットを、リターナブルタイプと比較していきながら見ていきましょう。
ワンウェイタイプ | リターナブルタイプ | |
---|---|---|
メリット | ・1回限りの使い捨てなので衛生的である。 ・パックに空気が入らないので衛生的である。 ・使用後に捨てることができるので置き場所に困らない。 |
・リサイクルなのでエコである。 ・ゴミにならない。 ・硬いボトルなので破損しにくい。 |
デメリット | ・毎回ゴミが出てしまう。 ・柔らかい素材なので稀に破損してしまう。 |
・リサイクルなので衛生面で心配がある。 ・ボトルに空気が入るので衛生面で心配がある。 ・カラのボトルの置き場所に困ることがある。 |
意外とカラのボトルは置き場所に困ってしまうんですよね。1本や2本ぐらいなら別に気にならないのですが、4本・5本と増えてくるとだんだんカラのボトルの山になってしまいます。
その点、使い捨てのパックは折り畳んで捨てればいいだけなので邪魔にならず非常に便利です。まあゴミの分別をする必要はありますけどね。
まとめ
ワンウェイタイプのウォーターサーバーは、1回限りの使い捨てのボトル(パック)を使用しているので、衛生面で安心して利用できます。
またパックを使ったワンウェイタイプのサーバーは、水の中に空気が入らない仕組みとなっているので、安全に最後まで水を飲むことができます。
最近はクリーンエアシステムや、内部を自動で洗浄してくれるセルフクリーン機能があるウォーターサーバーもあります。
赤ちゃんやお子様のいる多くの家庭では、衛生面を考えウォーターサーバーを選んでいるようです。ぜひ安心できるサーバーを選んでください。